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「浮気調査のGPSがバレた」と青ざめたあなたへ|今すぐ確認したい法的リスクと立て直すための正しい順番

「浮気調査のGPSがバレた」と青ざめたあなたへ|今すぐ確認したい法的リスクと立て直すための正しい順番

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本記事の監修者
黒岩弘敦
  • 氏名:黒岩 弘敦
  • 経歴:元警察本部 刑事部在籍
  • 紹介文:元神奈川県警警察本部刑事部管理課に従事。その経験を活かし職員のコンプライアンスの向上、個人情報の秘匿に対する秘匿の堅持、法令に抵触しない技法等の社内教育を実施。
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パートナーの様子が気になって、市販のGPSをそっと忍ばせた。ところがそれが見つかってしまい、「これ何?」「勝手にこんなものを付けて」と問い詰められた。いま「浮気調査 GPS バレた」と検索しているあなたは、相手の不貞への疑いと、「自分のほうが責められる立場になってしまったのではないか」という新しい不安の、両方を抱えているのではないでしょうか。

心臓が早鐘を打ち、頭の中で「訴えられたらどうしよう」「もう終わりだ」という言葉がぐるぐる回っているかもしれません。けれど、ここで覚えておいてほしいことがあります。この局面では、慌てて動くほど、あなたの立場は悪くなりやすいのです。

この記事は、GPSの付け方や隠し方をお伝えするものではありません。すでに見つかってしまったあなたが、これ以上自分を不利にせず、落ち着いて、そして適法に真実へ近づいていくための「順番」を整理することが目的です。ラビット探偵社のコンテンツ編集部が、警察OB監修チームの協力のもと、事実の整理を支える実務家の視点でまとめました。

\全国365日24時間電話相談受付中/無料カウンセリング
  1. GPSがバレた今まず知ってほしいこと
    1. 先に結論:いま避けるべきことと、今日できる落ち着いた対処
  2. 無断で付けたGPSにはどんな法的リスクがあるのか【ストーカー規制法・条例例・刑法を整理】
    1. 2021年の法改正で、GPSの無断利用が規制対象に加わった
    2. スマホアプリ・無断ログインは別の罪に問われる場合がある
    3. 取り付けの方法によっては、住居侵入罪・器物損壊罪も
    4. 「配偶者だから大丈夫」とは限らない
    5. 民事のリスク|プライバシー侵害で慰謝料を請求される可能性
  3. GPSで掴んだ位置情報は浮気の証拠として使えるのか?
    1. 民事裁判での「違法収集証拠」の扱い
    2. 位置情報“だけ”では不貞の証拠として弱い
    3. だからこそ「適法に取り直す」という発想が要る
  4. バレた後にやってはいけないこと/落ち着いてやるべきこと
    1. やってはいけない4つの初動
      1. 感情的に問い詰める・現場に乗り込む
      2. 証拠をこっそり消す・GPSを外して隠す
      3. 相手のスマホやアカウントにさらに無断アクセスする
      4. その場で示談金額を約束する・不利な発言をする
    2. 落ち着いてやるべき4つのこと
      1. まず一度冷静になる
      2. 事実を整理する
      3. できるだけ早く専門家に相談する
      4. 適法に証拠を取り直す必要があるかを検討する
  5. ここから安全に真実へ近づく方法|探偵と弁護士どちらに何を相談する?
    1. 適法・確実な証拠取得は、探偵業法に基づく探偵へ
    2. 法的トラブル・慰謝料・離婚の不安は、弁護士へ
    3. 探偵と弁護士の連携が、いちばんの安心につながる
  6. よくある質問(FAQ)

GPSがバレた今まず知ってほしいこと

GPSが見つかった直後は、頭が真っ白になりやすい時間帯です。相手の怒りに気圧されて反射的に言い訳をしたり、逆に問い詰め返したり、こっそり証拠を消そうとしたり。こうした反応は、ほとんどの場合、状況をさらにこじらせてしまいます。

「バレてしまった」ことは取り返しがつかない事実ですが、そこから先にどう動くかは、まだあなたが選べます。大切なのは、勢いで動かず、自分がいま置かれている状況を正しく理解してから、一歩ずつ進めることです。

先に結論:いま避けるべきことと、今日できる落ち着いた対処

詳しくはこの後の各章で解説しますが、急いでいる方のために、要点を先にお伝えします。

  • 自分は罰せられるのか? → 無断でのGPS設置は、付けた方法や状況によっては法的なリスクを伴う場合があります。「配偶者だから絶対に大丈夫」とは言い切れません(詳細は次章)。
  • いますぐ避けたいこと → 感情的な問い詰め、現場への乗り込み、証拠の隠蔽、相手のスマホへのさらなるアクセス、その場での金銭の口約束。
  • 今日できる落ち着いた対処 → 一度冷静になり、その場での感情的な応酬を避け、事実関係を整理したうえで、できるだけ早く専門家(探偵・弁護士)に相談すること。

「自分が罰せられるのか」「いま何をしてはいけないのか」「集めた情報は証拠になるのか」あなたがいちばん知りたいこの3点を、これから順番に、できるだけ正確にお伝えしていきます。

無断で付けたGPSにはどんな法的リスクがあるのか【ストーカー規制法・条例例・刑法を整理】

無断GPSが触れうる法律の全体像を説明する画像

まず押さえておきたいのは、「相手の承諾を得ずにGPSで居場所を追う」という行為そのものが、近年は法的にデリケートな領域になっているという点です。やみくもに不安になる必要はありませんが、自分が負いうるリスクの“範囲”を正確に知っておくことが、落ち着いた判断の第一歩になります。

2021年の法改正で、GPSの無断利用が規制対象に加わった

警察庁の資料によれば、ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)は2021年(令和3年)に改正され、同年8月26日に施行されました。この改正で、相手の承諾を得ずにGPS機器等を用いて位置情報を取得する行為や、GPS機器等を取り付ける行為が、新たに規制の対象に加えられています(出典:警察庁「ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律案(概要)」2021年)。背景には、2020年の最高裁判決で、従来の規定ではGPSによる位置情報取得を十分に捕捉できないと判断されたことがあったとされています。

ただし、ここには注意が必要です。ストーカー規制法には「恋愛感情その他の好意の感情、またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」という目的の要件があります。そのため、純粋に「配偶者の浮気を確かめたい」という目的でのGPS設置は、この目的要件に当てはまらず、ストーカー規制法そのものでは問われない場合もあると考えられます。

「では結局セーフなのか」と思われるかもしれませんが、話はそう単純ではありません。ストーカー規制法に当たらない場合でも、目的を問わない迷惑防止条例(都道府県によって内容や罰則が異なります)に触れる可能性や、次に挙げる刑法上の罪に問われる可能性が残るためです。

スマホアプリ・無断ログインは別の罪に問われる場合がある

GPS機器そのものではなく、相手のスマートフォンに無断でログインして位置情報共有アプリを仕込む、といった方法を取っていた場合は、別の問題が生じます。

弁護士JPの解説によれば、相手のスマホに無断でログインし、本人に気づかれないようアプリを仕込む行為は、不正指令電磁的記録供用罪(刑法168条の2第2項)に問われる可能性があるとされています。この罪に該当した場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が定められています。あわせて、不正アクセス禁止法に触れる場合もあると指摘されています。

取り付けの方法によっては、住居侵入罪・器物損壊罪も

法的なリスクは、GPSそのものだけにとどまりません。

法律事務所の事例によれば、次のようなケースも指摘されています。

  • GPSを取り付けるために、相手や第三者(不倫相手など)の敷地・車内に無断で立ち入った場合 → 住居侵入罪(刑法130条)に問われるおそれがある
  • 車両の一部を傷つける・加工するなどして損壊した場合 → 器物損壊罪(刑法261条)が成立する場合がある

つまり、「GPSを付けた」という一点だけでなく、その付け方や立ち入りの態様によって、複数の罪が重なって評価される可能性があるということです。

「配偶者だから大丈夫」とは限らない

「相手は自分の配偶者なのだから、車に何を付けても問題ないはず」

そう考えたくなる気持ちは自然です。しかし、ここも一律には言えません。

同居中で夫婦いずれかの名義の車であれば、ただちにプライバシー権を不当に侵害するとまでは言いにくいとする見解がある一方、別居中の配偶者が使っている車に設置する場合は、プライバシー権を不当に侵害するものとして違法と評価されやすいとされています。さらに、自治体によっては条例の改正により、同居中の配偶者の車へのGPS設置も問題となり得るケースが出てきています。

要するに、同居か別居か、車の名義、立ち入りの態様、お住まいの自治体の条例といった個別事情によって、違法性の評価は変わります。「配偶者だから合法」と決めつけるのは危険であり、ここはまさに弁護士に確認すべきポイントです。

民事のリスク|プライバシー侵害で慰謝料を請求される可能性

刑事面だけでなく、民事面のリスクもあります。無断でのGPS設置がプライバシーの侵害。

金額は個別の事情によって大きく変動するため、ここで「いくら」と言い切ることはできません。ただ、見落としがちなのは次の点です。自分が無断調査でプライバシーを侵害したという事実が、本来あなたが相手の不貞に対して請求できたはずの慰謝料を、減額する方向に働く場合があると指摘されていることです。「相手の浮気を暴くつもりが、かえって自分の請求が弱くなる」この逆転が起こり得るからこそ、ここから先は順番が重要になります。

GPSで掴んだ位置情報は浮気の証拠として使えるのか?

ここまで読んで、「リスクはわかった。でも、せっかく集めた位置情報は証拠として使えるのでは?」と思われたかもしれません。残念ながら、この点も期待ほど単純ではありません。

民事裁判での「違法収集証拠」の扱い

民事裁判には刑事裁判のような証拠能力を制限する明確な規定がないため、違法に収集された証拠であっても、そのことだけで直ちに証拠能力が否定されるわけではない、とされています。

ただし、ここに条件が付きます。証拠の集め方が社会的にみて相当性を著しく欠く、反社会性が高いと判断される場合には、その証拠の申し出が却下され得るとする裁判例があると説明されています。つまり、「違法な集め方をしたGPS情報は、裁判で採用してもらえない可能性がある」ということです。

位置情報“だけ”では不貞の証拠として弱い

もう一つ知っておきたいのが、GPSで得られるのは基本的に「位置情報」にとどまる、という限界です。たとえば「相手が特定の場所に行った」という事実がわかっても、それだけでは「その場所で誰と、どのような関係を持ったか」までは直接示せません。

そのため、GPSの位置情報は、不貞行為(肉体関係を伴う関係)を立証する証拠としては単独では弱い場合が多く、補強資料にとどまることがあると指摘されています。

だからこそ「適法に取り直す」という発想が要る

ここまでをまとめると、無断で付けたGPSには、

  1. 違法な集め方ゆえに証拠として却下されかねない
  2. たとえ採用されても、位置情報だけでは立証力が弱い

という二重の弱点があることになります。皮肉なことに、リスクを冒して集めた情報が、いざというときに役に立たないどころか、自分の足を引っ張る材料になりかねないのです。

だからこそ、ここから先は「自分でなんとかする」発想をいったん手放し、適法な方法で、裁判でも活用しやすい形に証拠を整え直すという発想に切り替えることが、遠回りに見えていちばんの近道になります。

バレた後にやってはいけないこと/落ち着いてやるべきこと

バレた後の初動で避けたい行動と落ち着いた対処を説明する画像

理屈はわかっても、感情が追いつかないのがこの局面です。ここでは、混乱の中でも判断を誤らないよう、「避けたいこと」と「やるべきこと」を整理します。

やってはいけない4つの初動

感情的に問い詰める・現場に乗り込む

その場の口論は、関係をさらに悪化させ、新たなトラブルを招きやすくなります。怒りにまかせた言動は、後の話し合いでも不利に働くことがあります。

証拠をこっそり消す・GPSを外して隠す

隠蔽は不誠実な印象を与えやすく、デジタルの痕跡は完全には消えないこともあります。心証を悪くするだけで得るものはほとんどありません。

相手のスマホやアカウントにさらに無断アクセスする

焦って次の手を打とうとすると、新たな違法行為を重ねてしまうおそれがあります。

その場で示談金額を約束する・不利な発言をする

動揺したまま口にした約束や言葉が、後の交渉で足かせになることがあります。

落ち着いてやるべき4つのこと

まず一度冷静になる

その場での感情的な応酬を避け、物理的にも心理的にも距離を取りましょう。

事実を整理する

いつ・どのような方法で設置したのか、車の名義、同居か別居か、相手の言い分は何か。これらを自分の記憶のうちに、落ち着いて整理しておきます。

できるだけ早く専門家に相談する

自分のケースが法的にどう評価されるのか、これからどう動けばよいのかは、専門家に聞くのが最も確実です。

適法に証拠を取り直す必要があるかを検討する

浮気への疑いが残るなら、リスクのない方法で証拠を整える道を専門家と一緒に考えます。

判断に迷ったときの早見表として、次の比較も参考にしてください。

スクロールできます
局面避けたい行動落ち着いた対処
相手と顔を合わせたとき言い訳・問い詰め・口論その場の応酬を避け、距離を取る
証拠やGPSの扱いこっそり消す・隠すそのままにし、事実を記録・整理する
さらなる調査無断でスマホ等に再アクセス適法な方法を専門家と検討する
お金・今後の話その場で金額や条件を約束結論を急がず、相談してから判断する
相談先一人で抱え込む早めに探偵・弁護士へ相談する

ここから安全に真実へ近づく方法|探偵と弁護士どちらに何を相談する?

探偵と弁護士の役割分担を説明する画像

「結局、誰に相談すればいいのか」。ここがいちばん知りたいところだと思います。役割を分けて考えると、進む道が見えてきます。

適法・確実な証拠取得は、探偵業法に基づく探偵へ

浮気への疑いが残っていて、改めて事実を確かめたい場合、自分で無断調査を続けるのは、これまで見てきたとおりリスクが大きく、得られる証拠も弱くなりがちです。

その点、探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)に基づいて届出を行った探偵であれば、尾行や張り込みといった調査を法令の範囲内で行い、裁判や交渉で活用しやすい形の調査報告書として整理しやすくなります。「自分で集めた弱い情報」ではなく、「専門家が適法に整えた記録」へと、証拠の質を立て直せるわけです。

法的トラブル・慰謝料・離婚の不安は、弁護士へ

一方、すでに相手とトラブルになっている、相手から責任を追及されている、あるいは今後の慰謝料や離婚まで視野に入っている。こうした局面では、弁護士に相談するのが安全です。

弁護士には、自分がいま負っているリスクの整理、相手との交渉、違法な証拠収集による不利益を避けるための助言、そして集めた証拠をどう使うべきかまで、法的な観点から相談できます。「自分のケースは違法なのか」「慰謝料はどうなるのか」といった、この記事では一律に答えられない個別の判断は、まさに弁護士の領域です。

探偵と弁護士の連携が、いちばんの安心につながる

実務では、探偵が適法に証拠を取得し、弁護士がそれを法的手続きに活用するという連携が、もっとも筋の通った進め方とされています。証拠の「取得」と「活用」を、それぞれの専門家が担うイメージです。

ラビット探偵社は、読者を責めるためではなく、事実を落ち着いて整理し、安全に前へ進むためのお手伝いをするという立場でご相談を受けています。警察OB監修チームの協力のもと、いまの状況でどう動くのが安全か、適法な調査が可能かといった点から、一緒に整理していくことができます。匿名でのご相談も承っていますので、一人で抱え込まず、まずは「いまの状況をどう立て直せるか」を相談することから始めていただければと思います。

よくある質問(FAQ)

配偶者の車にGPSを付けただけでも、犯罪になるのでしょうか?

一律には言えません。同居か別居か、車の名義、立ち入りの態様、お住まいの自治体の条例などの個別事情によって、評価が変わります。「配偶者だから絶対に合法」とは言い切れず、別居中の場合などは違法と評価されやすいとする見解もあります。ご自身のケースについては弁護士に確認することをおすすめします。

もうバレてしまいました。今すぐやるべきことは何ですか?

まずは感情的な口論を避けて一度落ち着くことです。そのうえで、設置の時期や方法、車の名義、相手の言い分といった事実を整理し、できるだけ早く探偵や弁護士に相談してください。証拠を消したり、さらに無断でスマホにアクセスしたりするのは避けたほうが安全です。

GPSで分かった位置情報は、慰謝料請求や離婚の証拠に使えますか?

民事裁判では違法に集めた証拠でも直ちに無効になるわけではないとされますが、収集方法の反社会性が高いと判断されると却下される可能性があります。また、位置情報だけでは不貞行為の立証としては弱い場合が多く、補強資料にとどまることがあります。確実性を求めるなら、適法な方法で証拠を整え直すことを検討してください。

バレたことで、逆に自分が慰謝料を払うことになりますか?

無断でのGPS設置がプライバシー侵害と評価されれば、相手から損害賠償を請求される可能性があります。金額は個別事情により変動します。さらに、自分の無断調査が、本来請求できたはずの不貞慰謝料を減額する方向に働く場合もあると指摘されています。早めに弁護士へ相談することでリスクを抑えやすくなります。

探偵に頼めば、GPSを使って合法的に調べてもらえますか?

探偵業法に基づく探偵は、尾行・張り込みなどの調査を法令の範囲内で行い、活用しやすい報告書として整理します。ただし調査の手法や可否は状況によって異なります。「いまの状況で、どこまで適法に調べられるか」をまず相談し、無断で自分が動くのではなく、専門家を通じて進めるのが安全です。

相手に「訴える」と言われました。本当に訴えられるのでしょうか?

訴えられるかどうか、また実際にどのような責任が問われるかは、個別の事情によります。不安をひとりで抱えるよりも、まず弁護士に状況を伝え、現実的なリスクとこれからの対応を確認するのが安心につながります。感情的な対応を続けるより、専門家を間に入れたほうが、結果的に穏やかな解決に近づきやすくなります。

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