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浮気調査アプリの違法性と証拠能力|使う前に知るべき注意点
「浮気調査アプリ」と検索すると、相手のスマホを監視できるアプリが数多く紹介されています。
しかし、相手に無断でこうしたアプリを入れる行為は、不正アクセス禁止法や不正指令電磁的記録に関する罪などに触れる可能性があり、位置情報を無断で取得する行為は改正ストーカー規制法の対象になり得ます。
参考元:警察庁|ストーカー規制法が改正されました!
さらに、無断で得た情報は裁判で有効な証拠として扱われにくく、かえって自分が不利になることもあります。この記事では、浮気調査アプリで「できると宣伝されていること」と「無断で使うことの法的リスク・証拠能力」を元刑事監修のもとで整理し、確実に証拠を残す正しい方法まで解説します。
個別の違法性の判断は、提携弁護士に無料でお繋ぎします。
浮気調査アプリは使っていい?まず結論
浮気調査アプリを「使っていいか」は、誰の・どの端末を対象にするかで大きく変わります。
自分名義のアカウントや自分の端末で確認できる範囲は問題になりにくい一方、相手のスマホに無断でアプリを入れる行為は違法になり得ます。ここでは判断の目安を先にまとめます。
- 自分名義のアカウント・自分の端末で確認できる範囲(例:家族が同意のうえ使う位置情報共有)は、問題になりにくい。
- 相手のスマホに無断で監視・追跡・録音アプリを入れる行為は、違法になり得る(不正アクセス禁止法/不正指令電磁的記録に関する罪/改正ストーカー規制法など)。
- 無断で得た情報は証拠能力が限定的で、プライバシー侵害で逆に賠償を求められるリスクもある。
- 裁判や慰謝料請求で通用する証拠を確実に残すなら、適法に証拠化できる探偵の調査が近道。
つまり、アプリは「手軽に見える」わりに、無断で使うと法的リスクが高く、得られた情報も使いにくいというのが実情です。まずはこの前提を押さえたうえで、以下の各項目を確認してください。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
現場では、情報をどうやって手に入れたかを必ず確認されます。入手経路が説明できない情報は、話し合いや交渉の場でも使いづらくなるのが実情です。
【無断利用厳禁】浮気調査アプリで出来ること
浮気調査アプリとして紹介されるものは、機能で大きく4種類に分けられます。
いずれも「相手に無断で使う」場面では後述の法的リスクと証拠面の弱さがありますが、まず何ができると宣伝されているのかを整理します。
ここではアプリ名も挙げますが、いずれも推奨ではなく「無断利用が問題になり得る例」として紹介します。
位置情報・追跡系(Life360 など)
Life360のような位置情報共有アプリは、もともと家族や子どもの見守りを目的に作られたもので、リアルタイムの位置や移動履歴を確認できるアプリです。
特定エリアへの出入りを通知する機能を使い、パートナーが不審な場所へ通っていないかを見たいという使われ方がされます。ただし、これらは本来「お互いが同意して位置を共有する」前提の仕組みです。
相手に知らせず一方的に監視する使い方は、後述のとおり法的なリスクを伴います。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
位置情報は「そこに端末があった」ことしか示しません。誰と何をしていたかまでは分からないため、これ単体で不貞を裏づけるのは難しいのが実際です。
遠隔監視・スパイ系(mSpy/Cerberus/Track View など)
mSpyやCerberus、Track Viewといったアプリは、メッセージや写真・通話履歴の閲覧、カメラやマイクの遠隔操作まで可能なアプリです。
もともとは盗難・紛失対策として作られたものが、監視目的に転用されて紹介されているケースが目立ちますね。これらは相手のスマホ端末に直接インストールする必要があるため、無断で入れる行為そのものが法に触れる可能性が高く、最も慎重に扱うべき種類です。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
遠隔で撮った・録った、という記録は「いつ・どうやって入れたか」を必ず問われます。経緯を説明できないと、せっかくのデータも決め手になりません。
録音系
通話や周囲の音を録音するアプリも、浮気の証拠集めに使えると紹介されることがあります。自分が参加している会話を自分で録音することは状況次第で問題にならない場合もありますが、自分がいない場所で他人同士の会話を録音する行為(いわゆる盗聴)や、相手のスマホに無断で録音アプリを仕込む行為は違法になり得ます。録音は「誰の会話を・どう取得したか」で扱いが大きく変わるため、安易な利用は避けるべきです。
元刑事の実務目線:(監修:黒岩弘敦/元神奈川県警・刑事部)※公開前に本人確認

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
録音はその場に自分がいたかどうかが分かれ目になりがちです。判断に迷うものは、取る前に弁護士に確認したほうが安全です。
LINE・SNS監視系
LINEのトークやログイン状況を覗けるとアプリ・手法もあります。
しかし、相手のLINEに無断でログインしたり、転送設定を変えて中身を見る行為は、不正アクセスやプライバシー侵害に問われる可能性があります。
仮に画面を入手できても、後述のとおり証拠としては扱いにくいという弱点もあります。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
メッセージのスクショだけでは「本物か・誰のものか」で揉めがちです。裁判を見据えるなら、第三者が客観的に確認できる形で残すことが重要です。
アプリで浮気調査をするリスク(違法性・証拠能力)
ここが本記事の核心です。
浮気調査アプリは「無断で使うと違法になり得る」「得られた情報が証拠になりにくい」という2つのリスクを抱えます。まず種類ごとに整理し、続けて具体的な法律と証拠能力を説明します。
| アプリの種類(例) | 主な機能 | 無断で使った場合に触れ得る主な法令 | 裁判での証拠能力 |
|---|---|---|---|
| 位置情報・追跡系(Life360 等) | 相手の居場所をリアルタイム把握 | ・改正ストーカー規制法(無承諾の位置情報取得) ・改正ストーカー規制法(GPS機器等を用いた位置情報の無承諾取得等) | 取得経路の違法性が問われ、限定的 |
| 遠隔監視・スパイ系(mSpy/Cerberus/Track View 等) | メッセージ・写真・通話履歴の閲覧、遠隔操作 | ・不正アクセス禁止法 ・不正指令電磁的記録に関する罪 ・プライバシー侵害 | 違法収集が問われ、逆に不利になり得る |
| 録音系 | 通話・周囲の音の録音 | 自分が当事者でない会話の無断録音は違法(盗聴)になり得る | 当事者録音は状況次第。相手端末への仕込みは違法 |
| LINE・SNS監視系 | トークやログインの覗き見 | ・不正アクセス禁止法 ・プライバシー侵害 | 無断閲覧は証拠として扱いにくい |
上表は一般的な整理です。実際に違法かどうかは状況によって異なり、個別の判断は弁護士が行います。ラビット探偵社では提携弁護士に無料でお繋ぎします。
無断で使うと触れ得る主な法律
相手に無断で監視アプリを入れる・位置情報を取得する行為は、複数の法律に触れる可能性があります。
代表的なものは、他人のID・パスワードで無断ログインする行為に関わる不正アクセス禁止法(参考:総務省)、相手の意図に反する動作をさせるプログラムに関する不正指令電磁的記録に関する罪(参考:デジタル庁|e-Gov 法令検索)、そして相手の承諾なく位置情報を取得する行為を対象とする改正ストーカー規制法(参考:警察庁)です。
ストーカー規制法では、GPS機器等の位置情報を無承諾で取得する行為が2021年8月26日施行の改正で、紛失防止タグ(AirTag等)を使う行為が2025年12月30日施行の改正で規制対象に加わっています。
加えて、無断で私的な情報を取得・利用することはプライバシー侵害(参考:総務省)として民事上の賠償対象になり得ます。配偶者間であっても、承諾がなければ違法と判断される場合がある点に注意してください。
なお、ここで挙げた法令・施行日は一般的な情報です。ご自身のケースが該当するかどうか、罰則の適用可否といった具体的な判断は提携弁護士に無料でご相談できます。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
「配偶者だから大丈夫」と考えて動いてしまう方は少なくありません。ですが、相手の同意があるかどうかが分かれ目になります。迷ったら手を出す前に確認するのが安全です。
無断で得た情報は「証拠」になりにくい
苦労してアプリで情報を集めても、無断で取得したものは裁判で有効な証拠として扱われにくいのが実情です。
位置情報は「端末がそこにあった」ことしか示せず、誰と何をしていたかまでは証明できません。
メッセージ画面のスクリーンショットも、改ざんや別人のものだと争われやすく、単体では決め手になりにくいものです。
さらに、違法な方法で集めた情報は、プライバシー侵害としてこちらが賠償を求められるなど、かえって不利に働くこともあります。
慰謝料請求や離婚調停で通用する証拠にしたい場合は、取得方法まで含めて適法に集めることが欠かせません。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
証拠は「量」より「どう取ったか」です。取り方が説明できるものを一つ持っているほうが、あいまいな情報を10個持っているより強いというのが現場感覚です。
iPhone・Android・LINEで浮気を調べるときの注意点
「iPhoneで監視できるアプリは?」
「旦那のLINEを見る方法は?」
といった検索は多いものの、いずれも無断で行うと違法になり得ます。
ここでは端末・アプリ別に、合法になり得る範囲と、避けるべき行為を整理します。
共通する結論は「無断監視は違法・証拠になりにくい/確実な確認は専門家へ」です。
iPhoneで相手を監視できるアプリはある?
iPhoneには「探す(旧・iPhoneを探す)」という純正機能があり、家族が同意のうえでファミリー共有を設定すれば、お互いの位置を確認できます。
これは本来、紛失時の捜索や家族間での見守りを目的とした機能で、双方の同意があれば問題になりにくい使い方です。
一方で、相手のApple IDとパスワードを無断で使ってログインしたり、相手に知らせず監視目的で設定する行為は、不正アクセスやプライバシー侵害に問われる可能性があります。
また、こうした機能は相手の端末に通知が届く・ログイン履歴に残るなどで発覚しやすく、関係悪化の原因にもなります。
相手のiPhoneに不審なアプリが入っていないか心配な場合は、自分の端末で身に覚えのない設定変更がないかを確認する程度に留め、確実な確認は専門家に相談するのが安全です。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
純正の見守り機能は「お互いが知っている」前提のものです。こっそり使う道具ではない、と割り切るのが結局いちばん安全です。
Androidで相手を監視できるアプリはある?
Androidでも、Googleの「ファミリーリンク」やデバイスを探す機能を、双方の同意のうえで使う分には見守り目的として利用できます。一方、Cerberus(ケルベロス)のように盗難対策アプリを監視目的へ転用し、相手のスマホへ無断でインストールする使い方は、不正指令電磁的記録に関する罪などに触れる可能性があります。
相手のGoogleアカウントに無断でログインして位置情報を追う行為も、セキュリティ警告で発覚しやすいうえ、不正アクセスの問題を伴います。Androidは自由度が高い分、無断監視のハードルが低く見えますが、法的リスクは同じです。安易な導入は避けてください。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
「入れられるかどうか」と「入れていいかどうか」は別問題です。技術的に可能でも、無断なら後で必ず問われます。
LINEで浮気を調べる方法とその危うさ
「旦那のLINEを見る方法」「LINE 転送」などの手法も紹介されますが、相手のLINEを無断で覗く・転送設定を変える行為は、不正アクセスやプライバシー侵害に問われる可能性があります。
無断で得たトーク画面は、前述のとおり裁判で有効な証拠として扱いにくいという弱点もあります。
LINEのやり取りを不貞の証拠にしたい場合は、自分が正当に見られる範囲の記録に留め、証拠化はプロの調査と弁護士の確認を通すのが確実です。
なお、相手の様子から浮気を感じ取る”サイン”の見分け方については、別記事で解説しています。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
LINEは「消される・隠される」のが前提です。画面を押さえることより、客観的に残る形で全体像を固めるほうが、後々ものを言います。
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浮気調査の費用相場について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
張り込みや尾行は、相手の生活リズムを読んで動けるかどうかで結果が変わります。ここが個人と専門調査でいちばん差が出るところです。
よくある質問
浮気調査アプリについて、検索でよく見られる疑問に回答します。いずれも「無断利用は避け、確実な方法へ」という観点で整理しています。個別の法的判断が必要な場合は、提携弁護士に無料でお繋ぎします。
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浮気しているかどうか分かるアプリはありますか?
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相手の浮気を「確実に証明」できるアプリはありません。監視・追跡アプリは無断で使うと違法になり得るうえ、得られた情報も証拠としては弱いためです。確実に確かめたい場合は、適法に証拠化できる調査をご検討ください。
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iPhoneで相手を監視できるアプリは使っていいですか?
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相手のiPhoneに無断で監視アプリを入れる行為は違法になり得ます。家族が同意のうえ使うファミリー共有などは別ですが、同意のない監視は避けてください。
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相手のLINEを無断で見るのは違法ですか?
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無断で相手のLINEにログインしたり転送設定を変える行為は、不正アクセス禁止法やプライバシー侵害に問われる可能性があります。個別の判断は提携弁護士にご相談ください。
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無料の浮気調査アプリは使えますか?
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黒岩 弘敦
【監修者・黒岩弘敦の視点|元神奈川県警・刑事部】
アプリで焦って動くより、まず「何を証拠として残したいか」を整理するのが近道です。目的が決まれば、必要な手段も自然と絞れます。
まとめ
浮気調査アプリは手軽に見えますが、相手に無断で使うと不正アクセス禁止法・不正指令電磁的記録に関する罪・改正ストーカー規制法などに触れる可能性があり、得られた情報も裁判では証拠として扱われにくいのが実情です。
iPhone・Android・LINEのいずれも、無断監視は違法リスクと発覚リスクを伴います。
パートナーの浮気に確信を持ちたい、慰謝料や離婚を見据えて確実な証拠を残したいという場合は、適法に証拠化できる探偵の調査が確実です。
ラビット探偵社では、元神奈川県警・刑事部OB監修のもと、裁判で使える報告書を作成し、無料カウンセリングを365日24時間・匿名で承っています。まずはお気軽にご相談ください。












